おすすめ!でんぶん2ちゃんねるSSまとめ
SSまとめ.com

お知らせ

検索結果の不具合を修正いたしました。


SSカテゴリーを選択:

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

マミ「クーゲルシュライバー!」まどか「えっwwwwwwwwww」

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 21:48:48.49 ID:sE/FtJh30
マミ「さぁ、とどめよ! クーゲルシュライバー!!」

さやか「いやっほう! マミさんさいこーっ!」

まどか「マミさん、素敵……私もマミさんみたいな魔法少女になりたいなぁ」

マミ「ふふ、ありがとう。鹿目さんも、魔法少女になれば私みたいになんて簡単になれるわよ」

さやか「最後の凄かったですね! まさに必殺技って感じで! くぅーっ、マミさんかっちょいー!」

まどか「そういえば、あの時に何か叫んでましたよね」

マミ「え、ええ」

まどか「よく聞こえなかったんですけど、なんて言ってたんですか?」

マミ「クーゲルシュライバーよ」

まどか「え?」

マミ「クーゲルシュライバーよ」

4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 21:53:45.10 ID:sE/FtJh30
さやか「くーげるしゅらいばー?」

マミ「ええ。せっかく魔法少女になったんだもの。必殺技があってもいいかな、と思ってね」

マミ「この辺りには、あまりそういうのに名前をつけたがる人はいないみたいだけど」

まどか「つまりクーゲルシュライバーっていうのはマミさんの必殺技なんですね!」

マミ「そういうことよ」

さやか「必殺技ねー、いかにも魔法少女っぽいじゃないですか! マミさん素敵!」

マミ「ありがとう、美樹さん。魔法少女って言ったら、やっぱり決め技がないとね」

まどか「それで、そのクーゲルシュライバーっていうのはどういう意味なんですか?」

マミ「ふふ、それはね……」


5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 21:57:35.01 ID:sE/FtJh30
マミ「実は、私もよく分かってないのよ。でもカッコいい響きで、必殺技っぽいでしょう?」

まどか「そうですねー、意味はよく分からないけど……たしかに必殺技みたいです!」

さやか「マミさんが言うならどんな言葉でも決め技になりますよ!」

マミ「二人とも、ありがと。そう言ってもらえると、私も決め技を考えた甲斐があったわ」

まどか「えへへ……」

さやか「へっへー」

マミ「さ、今日は帰りましょう。夜も更けてきたし、帰らないと怒られてしまうわよ」

まどか「はーい」

さやか「あいさー」


6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 22:01:27.51 ID:sE/FtJh30
マミ「これで終わりよ! クーゲルシュライバー!!」

さやか「おっしゃー! 魔女粉砕ー!」

まどか「マミさん、素敵……」

マミ「ふぅっ。今日の魔女も手ごわかったわね」

まどか「でもマミさんの敵じゃないですよね」

さやか「マミさんならどんな魔女にだって勝てるんじゃないですかー?」

マミ「褒めすぎよ、二人とも」

まどか「だって本当に素敵でしたから! こう……魔女を、ばきゅーんっ! って」

さやか「身体もぼんきゅっぼんだしね、マミさんは」

マミ「ふ、二人とも、からかわないで頂戴!」

さやか「あはは、マミさん顔真っ赤! かーわいー!」

マミ「もぉ! 美樹さんったら!」


7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 22:04:59.65 ID:sE/FtJh30
さやか「それにしても、クーゲルシュライバーかぁ」

まどか「かっこいい名前だね」

マミ「ふふ、そうでしょう?」

まどか「どういう意味なのかな?」

さやか「分かんないけどさ、こう……敵を貫く! みたいでかっこいいよね」

マミ「そんなに私の決め技が気になるの?」

まどか「だって、かっこよかったんだもん」

マミ「うふふ……貴方達も、魔法少女になったら決め技なんて使い放題よ」

まどか「決め技かぁ……叶える願いもだけど、決め技も決めておかないとね」


8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 22:07:51.03 ID:sE/FtJh30
まどか「うぅーん……」

マミ「あら、どうしたの、鹿目さん。そんな思いつめた顔をして……」

まどか「いえ、その……必殺技って、どういうものにしようかなぁ、って」

まどか「名前の意味とか、名前のかっこ良さとか、必殺技自体とか……」

まどか「そういうの考えてたら、頭の中がぐるぐるしてきちゃって……えへへ」

マミ「ふふ、そんなの気にし過ぎなくても大丈夫よ」

マミ「1つ決めれば、他の2つも自然についてくるものなのよ」

マミ「考えすぎずに、鹿目さん自身が思ったこと、したいこと、良いと思うことを必殺技にするのよ」

まどか「マミさんの場合は、それがクーゲルシュライバーだったんですね」

マミ「ふふ……そういうこと」


10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 22:11:36.81 ID:sE/FtJh30
――――――――――

さやか「ちょ……マミさぁん! 当たってないじゃないですか!」

マミ「まぁ見てなさいって。未来の後輩に、カッコ悪いところを見せるつもりはないわ」

マミ「今日は……必殺技以外にも大事なものがあるっていうのを、見せてあげる!」

さやか「えっ……外れ弾から魔法!?」

マミ「必殺技を必ず決める状況を作るのも、腕前のひとつよ」

マミ「さぁ、とどめ……いくわよ! クーゲルシュライバー!!」

まどか「わぁ……すごい、マミさん……」

さやか「かっこいーなー。あたしもあんな風になりたいよ」

まどか「そうだねー。私もあんな風にかっこよく戦えるようになるのかなぁ」


11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 22:14:47.65 ID:sE/FtJh30
キュゥべえ「やあ、マミ。決着はついたみたいだね」

まどか「あ、キュゥべえだ」

マミ「どこへ行っているのかと思えば……。見ていたの?」

キュゥべえ「途中からだけどね。さっきの魔女を倒すところは見ていたよ」

さやか「キュゥべえも見た? マミさんが魔女をどかーんってやっつけるところ!」

マミ「美樹さんってば……そんなに大喜びして伝えるものでもないわよ、魔女退治なんて」

マミ「それに、キュゥべえは私の行動なんて、大体把握してるでしょうしね」

キュゥべえ「ああ、そのことなんだけどね、マミ……」

マミ「あら、何かあったかしら」

キュゥべえ「君はどうして、魔女を倒すときにボールペンなどと叫んでいるんだい?」

マミ「……え?」


12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 22:18:53.84 ID:sE/FtJh30
まどか「ボールペン?」

キュゥべえ「ああ。ボールペンだよ」

キュゥべえ「マミ。君の言っていた『クーゲルシュライバー』は、つまりボールペンだろう?」

キュゥべえ「まさか、知らなかったのかい?」

まどか「ボールペン……」

さやか「ボールペン……」

マミ「……ボール、ペン……? ……嘘よね…………」

マミ「じゃあ、私は……格好つけているつもりで……ボールペンだなんて叫んでたの?」

さやか「ボールペン……」



まどか「ぶっwwwwwwwww」


13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 22:23:55.28 ID:sE/FtJh30
まどか「あっはははははは! あはっ、あはははははっwwwwwwww」

まどか「決め技がwwwwボールペンwwwwwwww」

まどか「つまり『これで終わりよ! ボールペン!』って言ってたわけですよねwwwwwww」

マミ「鹿目……さん……?」

まどか「ぼっ、ボールペンってwwwwマミさんwwww全然かっこよくないwwwwwww」

まどか「ボールペンにwwwwクーゲルシュライバーwwwwかっこつけすぎwwwwwww」

さやか「おい! まど……くくっ……まどか、やめろってば!」

まどか「だってさやかちゃんwwwwwwボールペンだよwwww必殺技がボールペンwwww」

さやか「やめ……ぷぷっ……やめろ、やめて……くくくくっ……お腹痛いwwwwwwwwww」

マミ「…………」ブワッ

15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 22:28:41.90 ID:sE/FtJh30
――――――――

まどか「マミさん頑張れー!」

さやか「いけいけー! そんな魔女、蹴散らしちゃえー!!」

マミ「ええ、見てなさい! 終わりよ! クーゲ……。……はぁっ!」

さやか「やったぁ! やっぱりマミさんかっちょいー!」

マミ「ふふ……今日も手強かったけど、貴方たちが見てくれてたから、勝てたわ」

まどか「…………」


16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 22:32:34.36 ID:sE/FtJh30
さやか「いやぁー、今日もマミさんは素敵だったなぁ」

マミ「ふふ、それほどでもないわ」

まどか「……マミさん?」

マミ「な、なにかしら」

まどか「クーゲルシュライバーはどうしたんですか?」

さやか「ぶふっwwwwwwwwwww」

マミ「……っ!」

まどか「なんでクーゲルシュライバーって叫ばなかったんですかwwwwwww」

まどか「決め技なんですよねwwwwちゃんと叫ばないとダメじゃないですかwwwwwwwww」

マミ「……い、いいのよ、もう! そのことは忘れて!」

まどか「マミさん顔真っ赤wwwwwwwwwかわいいwwwwwwwww」

マミ「うっ……もう、やめて……ぐすっ……ひっく……」

さやか「おいまどかwwwwwwマミさん泣いちゃったじゃんwwwwwwww」


19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 22:36:24.60 ID:sE/FtJh30
まどか「マーミさんっ♪」

マミ「か、鹿目さん? わざわざ私の教室まで来て……どうしたの?」

まどか「いえ、ちょっとマミさんにお昼ごはんを買ってきてもらいたくて」

マミ「……ダメよ。私、食べるの遅いから……今から食べ始めないと食べ終わらないのよ」

まどか「いいんですか? 皆にバラしちゃいますよ?」

まどか「クーゲルシュライバーのことwwwwwwwwwwwwwwww」

マミ「……っ! わ、わかったわ……何を買ってくればいいの?」

まどか「メロンパン2つお願いしますね。あ、もちろんマミさんのお金ですからwwwwwww」

マミ「そ、それくらい自分で払いなさい!」

まどか「クーゲルシュラ」

マミ「行ってくるわね!!」

まどか「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 22:40:00.41 ID:sE/FtJh30
マミ「もう嫌! なんで私がこんな目に遭わなければいけないの!」

マミ「なんで……鹿目さん……どうして……」

マミ「あんなに、仲良くしてくれたのに……」

マミ「友達、だったのに……」

マミ「ちょっと変な名前を必殺技の名前にしただけで……!」

マミ「……名前……。……そうだ、新しい名前を決めれば……」

マミ「…………」

マミ「……これ! これだわ!」

マミ「意味も……うん、大丈夫……これでもう、鹿目さんたちにからかわれなくて済むわ!」


22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 22:44:37.36 ID:sE/FtJh30
まどか「マーミさんっ。あれ? 今日はシャーペンなんですかwwwww」

さやか「クーゲルシュライバーじゃないんですねwwwwwwwwww」

マミ「……ッ! ……ええ、もうボールペンを使うのは止めにしたわ」

マミ「それに、新しい決め技だって考えてきたんだから」

まどか「へぇー。なんていう名前ですか?」

マミ「……てぃ、『ティロ・フィナーレ』よ」

まどか「…………」

さやか「…………」

まどか「ティロwwwwwwwwww」

さやか「フィナーレwwwwwwwwwwww」


23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 22:48:01.34 ID:sE/FtJh30
まどか「ティロ・フィナーレってwwwwwww今度はどこの言葉ですかwwwwwwww」

さやか「かっこいいですよwwwwうんwwwwwwwマミさんらしいですwwwwwwwwwwwwww」

マミ「わ、笑わないでちょうだい! 今度はちゃんとした意味なんだから!」

まどか「へえwwwwww教えてくださいwwwwwwwwww」

マミ「さ……『最後の銃撃』っていう意味な……わ、笑わないで!!」

まどか「最後のwwwwwwwwwwww」

さやか「銃撃wwwwwwwwwwwwwwwww」

マミ「……」ブワッ


26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 22:53:43.04 ID:sE/FtJh30
まどか「ダメですよマミさんwwwwwそんなのマミさんには似合いませんwwwww」

さやか「やっぱりマミさんはそんなのじゃダメですよwwwwww」

マミ「うっ……うぅ……ぐす……」

まどか「……あっ、じゃあ私が考えてあげます!」

マミ「……か、鹿目さんが?」

まどか「はい! そう、ですねー……んーと、『スティロ・ア・ビーユ』っていうのはどうですか?」

まどか「これならマミさんの『ティロ・フィナーレ』にもちょっと似てますし、いいと思いますよ」

マミ「あ、あら……なかなか素敵な名前じゃない……どういう意味なの?」

まどか「ボールペンですwwwwwwwwwwwwwwwww」

さやか「ぶっwwwwwwwwwwwwwwwwww」

マミ「うっ……うわぁああぁぁあぁん……」ボロボロ

28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 22:56:04.10 ID:sE/FtJh30
さやか「マミさんまた泣いちゃったじゃんwwwwwwどうすんのwwwwwwwww」

まどか「だってwwwwwwしょうがないwwwwwでしょwwwww」

マミ「……ひっく……ぐすっ、ひっく……ひどいわよ……二人とも……」

まどか「気にwwwしないでwwwww気にしないでwwwwww」

さやか「好きにwwwwwさせてねwwwwwwwww」

マミ「うぅぅ……」

キュゥべえ《……ミ! マミ! 聞こえるかい、マミ!》

マミ「ひっく……ぐす……。……ん……?」

キュゥべえ《マミ! 魔女だ! 早く来てくれ!》

マミ「……え、魔女? ぐす……こんな、時に……」


29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 23:00:44.49 ID:sE/FtJh30
シャルロッテ「チーズタベタイ」

まどか「わぁ、今度はかわいらしい魔女ですねー。えいっ、なでなで」

さやか「ぬいぐるみみたいだねー。さやかちゃんのハグ攻撃ー、ぎゅっぎゅっ」

シャルロッテ「チーズ、チーズ」

マミ「二人とも、離れた方がいいわ! 外見はかわいらしくても、魔女は魔女なんだから!」

マミ「一気に決めるわよ! 消えなさい、魔女! ……。…………」

まどか「わくわく」

さやか「どきどき」

マミ「……」


30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 23:05:48.39 ID:sE/FtJh30
マミ「……消えなさい! ……すっ、スティロ・ア・ビーユ!!」

さやか「ぶふっwwwwwwwwwwwwwww」

まどか「あっはwwwwお腹痛いよぉwwwwwwwwwwwww」

マミ「なっ、何よ! 笑わないでよ! 鹿目さんが決めた技名じゃないの!」

まどか「だっwwwwwだってwwwwwwマミさ…………あっ! マミさん、後ろ!」

さやか「あっ」

マミ「えっ?」

――――――――――


32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 23:10:48.03 ID:sE/FtJh30
さやか「あ……ああぁぁ……」

まどか「マミ……さん……」

キュゥべえ「まどか、さやか! 今すぐ僕と契約を!」

まどか「……ぁ……あああぁぁ……」

さやか「そんな…………」

キュゥべえ「願い事を決めるんだ! 早く!」

ほむら「――その必要はないわ」

キュゥべえ「!? 暁美ほむら……!」

ほむら「こいつは……キュゥべえは、私が仕留める」

キュゥべえ「ぎゃあっ!? なん……で、僕を……」


33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 23:17:24.07 ID:sE/FtJh30
――――――――――

まどか「さやかちゃん」

さやか「……何?」

まどか「マミさん」

まどか「……死んじゃったね」

さやか「そう、だね……」

まどか「……」

さやか「あたし達のせい、なのかな」

まどか「……」

さやか「あたし達に気をとられてなければ、マミさんは……」

まどか「…………私達のせい、だね」

さやか「そういえばキュゥべえも死んじゃったね」

まどか「あ、うん。そういえばそうだね」


34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 23:21:38.52 ID:sE/FtJh30
さやか「……あたし達が」

さやか「マミさんを殺したようなもの、なんだよね」

まどか「……」

さやか「…………」

まどか「……」

さやか「ねぇ、まどか……あたし、魔法少女になる」

まどか「えっ? さやか……ちゃん?」

さやか「マミさんの事、これから絶対に忘れないために」

まどか「さや……」

さやか「マミさんの想いを、私が受け継ぐ」

まどか「…………」


36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 23:28:11.68 ID:sE/FtJh30
キュゥべえ「さあ、受け入れるといい。それが君の運命だ」

さやか「……これが、あたしのソウルジェム……」

まどか「さやかちゃん……」

さやか「もー、そんな顔しなくてもいいんだってば、まどかは」

さやか「これはあたしが決めたことなの! まどかは気にしなくていいんだから!」

キュゥべえ「何なら、まどかも契約したっていいんだけどね?」

さやか「ダメ! これはあたしの勝手なんだから、まどかは巻き込ませない!」

まどか「……さやか、ちゃん……」

さやか「へへー。それより、まず先にやっておくことがあるしさ?」

まどか「え?」

さやか「……必殺技。決めないとね」


40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 23:35:28.13 ID:sE/FtJh30
さやか「あたしは、絶対にマミさんのこと、忘れない」

まどか「……」

さやか「ボールペンの字が消えないように」

まどか「……」

さやか「あたしの中のマミさんの記憶だって、消えない。忘れない」

まどか「……」

さやか「だから、あたしの必殺技名は……『ボリーグラフォ』に決めた!!」

まどか「意味は?」

さやか「へへwwwwwボールペンwwwwwwww」

44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 23:43:11.21 ID:sE/FtJh30
――――――――――

まどか「さやかちゃん、杏子ちゃん、頑張ってー!」

さやか「へっへーん、任せなさい! 杏子には悪いけど、とどめはあたしがもらうっ! ボリーグラフォッ!!」

杏子「いいや、とどめを刺すのはあたしだっ! シァーリクッ!!」



さやか「どう、あたしの活躍っぷりは?」

まどか「すっごくかっこいいよ! 今のさやかちゃん、あの時のマミさんみたいにカッコいいもん」

さやか「へへー、そう言ってもらえると嬉しいな」

まどか「ところで……『シァーリク』ってどういう意味?」

杏子「……そりゃ、アレだ……ボールペンwwwwwwww」

まどか「杏子ちゃんまで……みんなボールペン好きなんだね」

さやか「まさか杏子まで、ボールペンを必殺技の名前にするなんて思ってなかったよ」

杏子「あたしも、こんなことになるなんて思ってなかったさ」

まどか「すごいね、ボールペン」

さやか「すごいよねぇ」


46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 23:50:04.28 ID:sE/FtJh30
キュゥべえ「君達は本当に訳がわからないよ」

キュゥべえ「どうしてボールペンに拘るんだい? ただの筆記用具じゃないか」

まどか「それは違うよ、キュゥべえ」

さやか「あたしがこの技名を使うのは……マミさんを忘れないためだから」

さやか「杏子は?」

杏子「……ボールペンの字のように、あたしの人生は誰にも消させない。変えさせない」

杏子「あたしは、そうやってこの力を使うことにしたんだ」

まどか「ってことらしいよ」

キュゥべえ「なるほど。君達にも君達なりの考えがあるようだね」

キュゥべえ「だけど、覚えていくといい」

キュゥべえ「もっともらしい事を言っても……ボールペンは、所詮、ボールペンだってことを」


48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 23:55:39.61 ID:sE/FtJh30
まどか「……」

ほむら「……美樹さやかと佐倉杏子が、こうも簡単に共闘するなんて」

まどか「ほむらちゃん……」

ほむら「それほどまでに、巴マミが残した影響が大きかったのかしら」

まどか「マミさんを殺したのは……私達だもん。気にもしちゃうよ」

ほむら「違うわ」

まどか「……」

ほむら「殺したのは貴方ではない。魔女よ」

まどか「それでも……私達のせいだもん」

ほむら「……」

まどか「……」


50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/18(木) 00:02:20.62 ID:lu+7gzqd0
まどか「……ねぇ、ほむらちゃんは、さ」

ほむら「?」

まどか「さやかちゃん達と……一緒に戦ったりはしないの?」

まどか「ボールペン……好きじゃないの?」

ほむら「私の能力は、あの2人にとっては邪魔になるだけよ」

ほむら「それに、どうせ私の話なんて信じてくれないわ」

まどか「信じるよ」

ほむら「……」

まどか「私はほむらちゃんのこと、信じる」

ほむら「無理よ」

まどか「きっと、さやかちゃんも信じてくれる」

ほむら「そんなの有り得ないわ」

まどか「信じるよ。だから……話してくれる?」

ほむら「…………」


53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/18(木) 00:07:31.41 ID:lu+7gzqd0
まどか「……」

ほむら「私の魔法は」

まどか「……」

ほむら「貴方との出会いを。魔女との戦いを。魔法少女の絶望を」

ほむら「起こったこと全てを、ボールペンのインクみたいに、真っ黒に塗りつぶして」

ほむら「全部、最初からやり直す力」

まどか「……」

ほむら「それが私の魔法、『スティロ・ディアルキアス』よ」

まどか「かっこいい名前だね。意味は?」

ほむら「……ボ……ボールペン」

まどか「ティヒヒwwwwwwwやっぱりほむらちゃんもボールペンなんだねwwwwwwww」

ほむら「ま、前の時間軸の、巴マミの影響よ」

まどか「さすがはマミさんだね……」

ほむら「ええ……」

56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/18(木) 00:14:12.48 ID:lu+7gzqd0
――――――――――

ほむら「もうすぐ、ワルプルギスの夜が来る」

まどか「……」

ほむら「まどか。貴方は避難していなさい」

まどか「私じゃ、力になれないの?」

さやか「心配しなくていいって、あたし達を信じないっていうわけ?」

杏子「あんたは美味しい食べ物でも作って待ってりゃいいんだよ」

まどか「でも……」

ほむら「大丈夫よ。私達は負けないわ」

さやか「今に見てなって! あいつの身体を、あたし達のボールペンで真っ黒に落書きしてやるんだから!」

杏子「なーに言ってんのさ。そんな冗談が通じる相手じゃねーんだぞ?」

さやか「うっさいな! あたしならできる! 多分、きっと、おそらくは!」


58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/18(木) 00:17:53.67 ID:lu+7gzqd0
まどか「……」

まどか「ほむらちゃんたちは……」

まどか「……本当に、勝てるの?」

キュゥべえ「どうだろうね。あの3人が集まれば、あるいは勝てるかもしれない」

まどか「それじゃあ……!」

キュゥべえ「……って僕が言ったら、君は僕の言葉を信じるのかい?」

まどか「……っ!」

キュゥべえ「まどかが信じるべきなのは、僕の言葉じゃない」

キュゥべえ「彼女たち3人だろう?」

まどか「そうだね……私、ほむらちゃんを信じる」

まどか「ほむらちゃんのボールペンも信じる」

まどか「キュゥべえの思い通りには……ならないんだから」


62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/18(木) 00:21:06.09 ID:lu+7gzqd0
………………

…………

……

ほむら「……美樹さやか……」

ほむら「佐倉杏子……」

ほむら「……皆、死んでしまった」

ほむら「ごめんなさい。私の無茶に付き合わせて……こんな目に……」

キュゥべえ「まだやるのかい?」

ほむら「ええ。この街は……まどかは、私が守る」

ほむら「あいつのボールペンなんかで、まどかの未来を塗りつぶさせたりなんかしない」

キュゥべえ「やれやれ。無駄だと思うけどね」


64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/18(木) 00:28:05.03 ID:lu+7gzqd0
ほむら「……どうして?」

ほむら「何度やっても……あいつに勝てない……」

ほむら「美樹さやかと佐倉杏子のボールペンも借りた、のに……」

ほむら「どうして……勝てないのよ……」

ほむら「私だけが、また……生き延びて……」

ほむら「私のしていることは、結局……」

まどか「――もういいんだよ、ほむらちゃん」

ほむら「まどか!? ……やっぱり、またここに……」

まどか「……」

ほむら「……っ! また……また、なのね……」

まどか「……」


66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/18(木) 00:32:33.50 ID:lu+7gzqd0
まどか「ほむらちゃん、私……」

ほむら「なんで……なんで! どうして貴方はここに来るのよ!」

まどか「……」

ほむら「貴方の行動は……ボールペンの字のようだわ」

ほむら「消そうにも消せない……何度変えようとしても変えられない……」

ほむら「私のやっていることは……無駄なの? 無意味なの?」

ほむら「私の消しゴムでは、貴方の運命は書き換えられないの?」

まどか「……ほむらちゃん……」

ほむら「私はいつまで……ロケットペンシルみたいに同じことを繰り返さなきゃならないのよ……」


69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/18(木) 00:40:31.26 ID:lu+7gzqd0
まどか「ほむらちゃん、時間を巻き戻せるって言ってたよね」

ほむら「……ええ」

まどか「だから……お願い。こんな運命、ほむらちゃんに変えてほしいの」

ほむら「……嫌よ……また、まどかの存在を無かったことにしろって言うの?」

ほむら「まどかのこの一ヶ月は、全て無かったことになってしまうのよ」

ほむら「巴マミとの出会いも、美樹さやかの奮闘も、佐倉杏子の……ええと……無かったことになるのよ」

まどか「大丈夫だよ。無かったことになんかしない。私のやることが、ボールペンみたいだって言ったよね?」

まどか「これから私のすることは、無駄になんかしない。消えないし、変えさせないよ」

まどか「私はほむらちゃんを信じてるの。だから、ほむらちゃんも……私を信じて」

ほむら「まどか……」


71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/18(木) 00:45:11.71 ID:lu+7gzqd0
キュゥべえ「やっと契約する気になったんだね。僕がまどかのサインペンになる時がやっと来たんだ」

キュゥべえ「さあ、鹿目まどか。その魂を代償にして……君は何を望む?」

まどか「……」

ほむら「……」

まどか「……私の力を、全部ほむらちゃんにあげたい」

ほむら「えっ!?」

キュゥべえ「ふぇっ?」

まどか「私は……ほむらちゃんと一緒になる」

まどか「次の私は、ほむらちゃんの事を忘れちゃうけど……」

まどか「今の私は、忘れない。ずっとほむらちゃんと一緒にいるから。……ね?」

ほむら「……まどか……」


73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/18(木) 00:48:34.75 ID:lu+7gzqd0
まどか「どう、ほむらちゃん。私の魔法少女姿、似合う?」

ほむら「ええ……天使のようだわ。むしろ天使だわ……」

キュゥべえ「まどか、早くワルプルギスの夜を倒して魔女になってよ」

まどか「えへへ。ほむらちゃんにそう言ってもらえると嬉しいな」

ほむら「本当に素敵よ。こんな状況でなければ、どんなに褒めちぎっていたか……」

キュゥべえ「まどかが魔女になって死んでくれないと、エネルギーが手に入らないじゃないか」

まどか「それじゃ、あんまり時間もないし……さっそく、この力……ほむらちゃんにあげるね」

ほむら「……まどか」

キュゥべえ「聞いてよ」

まどか「……ほむらちゃん」

まどか「私ね、ずっと考えてたんだ。私が魔法少女になったら、どんな魔法少女になろうかな、って」


74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/18(木) 00:53:50.83 ID:lu+7gzqd0
まどか「マミさんや、さやかちゃんみたいに……ボールペンみたいに、強い意志を持つのもかっこいいけど」

まどか「私はそんなに、強くないから……せめて、ほむらちゃんにしてあげられることをたくさんしてあげたいな、って」

ほむら「……」

まどか「私はほむらちゃんの力になる」

まどか「ほむらちゃんの運命を、作るのも、消すのも、書き換えるのも、全部私も一緒にやりたいの」

まどか「私はほむらちゃんの文房具になるの……いいでしょ?」

ほむら「……ええ。まどかと一緒なら……なんだっていいわ」

まどか「ありがと、ほむらちゃん。それじゃあ……一つになろうね」

ほむら「……」

まどか「私はこれからずっと、ほむらちゃんと一緒にいるから」

まどか「一緒に、魔女を消しゴムで消そうね」

まどか「これが私の願い。これが私の魔法……『アルティクロス・デ・エスクリトーリオ』だよ」

ほむら「……かっこいい名前ね。意味は?」

まどか「ウェヒヒwwwwwww文房具wwwwwwwwwwwwwww」


77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/18(木) 01:00:01.97 ID:lu+7gzqd0
――――――――――

早乙女「それじゃあ暁美さん、入ってきて」

ほむら(時間は巻き戻った)

ほむら「暁美ほむらです。よろしくお願いします」

ほむら(でも、まどかにもらった力だけは、巻き戻らなかった)

さやか「うわっ、すげー美人じゃん。……まどか?」

ほむら(この時間軸の、まどかの力は……どうなっているのかしら)

まどか「…………」

ほむら(私が受け継いだから、まどかの力は失われている?)

さやか「……ね、ねぇ……あの子、こっちにガン飛ばしてこなかった? ……まどか?」

ほむら(それとも、この時間軸のまどかは、また別の因果で繋がれているのかも)

まどか「そ、そうかな? ……ティヒヒ」


78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/18(木) 01:04:51.98 ID:lu+7gzqd0
モブ「暁美さんって髪すごく綺麗だねー」

モブ「前の学校はどこだったの?」

キュゥべえ「部活とかやってた?」

モブ「すっごい長い髪だよねー、編むの大変じゃない?」

ほむら「……ごめんなさい。気分が悪くて保健室に行かせてもらえるかしら?」

ほむら「たしか……貴方が保健委員よね、鹿目さん?」

まどか「あ、うん。私だよ。一緒にいこっか。ティヒッ」

81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/18(木) 01:09:30.82 ID:lu+7gzqd0
ほむら(こんな事をしても、何も起こるはずもないのに)

ほむら(どうせ、まどかはもう何も覚えてなんかいない)

まどか「あ、あの……暁美さん……?」

ほむら「ほむらでいいわ」

ほむら(やっぱり……覚えていないのね。また前と同じ展開……)

まどか「えっとね……ほ、ほむらちゃんって素敵な名前だよね!」

ほむら「そう、かしら」

ほむら「はぁ…………」

ほむら「……クーゲルシュライバー」ボソッ

まどか「ぶっwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/18(木) 01:14:24.25 ID:lu+7gzqd0
まどか「あはっ、あははは! ほむらちゃん、それは反則だってば!」

ほむら「まどか……もしかして……」

まどか「あーあ、せっかく忘れたフリしてみたのに……やられちゃった」

まどか「いきなりほむらちゃんがクーゲルシュライバーだなんて……」

ほむら「……覚えてるの?」

まどか「ウェヒヒwww言ったでしょ? 私はほむらちゃんと一つになる、って」

まどか「ほむらちゃんが覚えてることは、私だって覚えてるんだから」

まどか「今の私は、ほむらちゃんのこと、何でも知ってるよ?」

ほむら「な、なんでも?」

まどか「うん。ほむらちゃんが、ずっと私のことをちらちら見て意識してたことも」

まどか「私のことを考えすぎて、ぼーっとして何回もミスとかドジとかしたことも」

まどか「ほむらちゃんが、週に2回、私のことを想いながらベッドで」

ほむら「クーゲルシュライバー」

まどか「ぶふっwwwwwwwwwwww」

85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/18(木) 01:18:43.78 ID:lu+7gzqd0
ほむら「巴マミは?」

まどか「マミさんは結局『ティロ・フィナーレ』になったよ」

まどか「クーゲルシュライバーも面白かったんだけどねwwww」

ほむら「……っwwwwww」

まどか「ウェヒヒwwwほむらちゃん顔にやけてるよwwwwww」

ほむら「……あ、ある意味、巴マミが生きているからこそネタにできるものね」

まどか「そうだね……結構気に入ってたのになぁ、『スティロ・ア・ビーユ』も」

ほむら「……スティロ・ビナーレ」

まどか「ぶっwwwwwwほむらちゃんやめてwwwお腹痛いwwwwwwwwwww」


87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/18(木) 01:25:24.89 ID:lu+7gzqd0
まどか「はぁはぁ……笑いすぎて腹筋が……。ほむらちゃんは、これからどうするの?」

ほむら「どうもしないわ。これまでと同じ。まどかを守り続ける」

ほむら「でも今回は……まどかの力をもらったんだもの」

ほむら「今なら、ワルプルギスの夜にだって……絶対に負ける気がしないわ」

まどか「ウェヒヒ、ほむらちゃんにそう言ってもらえると嬉しいな」

まどか「でもさやかちゃんやマミさん、杏子ちゃんとも、仲良くしないとダメだよ?」

まどか「私がみんなとほむらちゃんを、仲良くさせてあげるね!」

ほむら「そうね。まどかが全部覚えてるなら、今度こそうまくやれるはず」

ほむら「今度は……また、頼らせてもらうわ」


88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/18(木) 01:30:41.67 ID:lu+7gzqd0
ほむら「まどか……」

まどか「ほむらちゃん……」

ほむら「今度こそ、死なせない。絶対に、ワルプルギスの夜から貴方を守るから……」

まどか「ティヒヒwwwwじゃあさ、さっそく一つ……お願いがあるんだけど、いいかな?」

ほむら「ん……何かしら」

まどか「私としては、ね? でれきば今から助けてほしいかなーって」

ほむら「今から?」

まどか「うん。あのね……ほむらちゃん……」

まどか「実は……私、今日……筆記用具忘れてきちゃって……」



まどか「クーゲルシュライバー、貸してくれないかな?」

おわり

テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

コメントの投稿

非公開コメント

芸能人のダイエット方法 アクセスランキング
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。